白髪の発生原因とは?
実は子供も大人も、もともとの髪は色のついていない白髪なのです。本来白髪であるはずの髪の内部に、メラニン色素が取り込まれることによって髪に色がつく、という仕組みになっています。ちなみに日本人の黒髪は、茶色のユーメラニンと薄い赤色のフェオメラニンの組み合わせによって生まれます。このようにして髪に色をつけるメラニン色素は、色素細胞(メラノサイト)から作られます。メラノサイトは、毛髪の成長に合わせて数が変わりますが、基本は髪が生え替わるたびに新しく生成されて増殖します。ところが、老化や生活習慣の悪化による血行不良などが原因で、メラノサイトの働きが弱くなることがあります。髪は生え替わるのに毛根周辺にメラノサイトが配置されなくなったり、もしくはメラニン色素を作り出せなくなったりしてしまうのです。メラノサイトの働きが弱く、メラニン色素が作成されていなかったとしても、毛根が元気であれば髪は生え替わり伸び続けますが、メラノサイトやメラニン色素の働き不足によって髪に色がつかず、本来の髪色である白髪が発生してしまうのです。「白髪は抜くと増える」というのは間違いですので、白髪だからといって髪は抜かない方が良いでしょう。また「「白髪が生えるようになった毛穴からは、二度と黒髪は生えない」」という説も、正しくはありません。白髪の発生原因である生活習慣を見直すことによって、頭皮の血行が促進され、頭髪環境が整い、再び黒髪が生えるようになることもあります。